清水エスパルス創設30周年記念マッチin新国立競技場 2022.07.02
2022年7月2日(土) 清水エスパルスのクラブ創設30周年記念試合の写真を紹介します。
試合開始前のコレオグラフィーと新国立競技場の花火の共演!!
清水エスパルスvs横浜F・マリノスの1戦を前に壮大な景観がスタジアムに広がりました!
入場者数は清水エスパルスのホーム開催試合では最高新記録となる「56,131人」を記録。
2022年のJリーグ最多記録でもあります。
創設30周年ということで、私が日本平のAゾーンでよくご一緒させていただいたおばあちゃんサポーター達は
すでに国立には来ることができず、天国から観戦されていたと思います。
入場者数記録にはカウントされていないけれど
そんなエスパルスサポーターたちもたくさんいるはずです。
世代を超えてクラブが続いて行くことの幸せと重みを嚙み締めた一戦となりました。
1階ゲートには歴代のエスパルス戦士達の写真が飾られており、
既に他界された宮本監督、アントニーニョ監督、真田さんなどなど、
清水のために共に戦ってきた歴史を振り返りしみじみとしてしまいました。
今、共に戦っている選手やサポーター達も一緒に戦えるのは今だけです。
1試合1試合を全力で積み重ねていけば、またすばらしい瞬間に立ち会えることでしょう。
そんな気持ちになった30周年記念マッチでした。
今日の相手のマリノス戦で強く印象に残っている試合は2試合あって、
1つは1999年11月23日の新横浜国際競技場でのエスパルス リーグステージ優勝の1戦。
そしてもう1つは1995年7月19日 マリノスが勝てば初のステージ優勝となった日本平での1戦です。
この試合は下位に沈むエスパルスが闘志を剝き出しにし、
今は川崎フロンターレで強化部のスカウトを務める向島建選手の先制ゴールと
ミスターエスパルス澤登選手の見事な直接FKで2-1で完勝した試合です。
ハイライトは後半ロスタイムのマリノスのコーナーキック。
なんとマリノスの若かりしGK川口能活選手が上がってくるではありませんか。
ざわめく日本平。
するとなんとコーナーキックのボールがGK川口選手の元へ弧を描いて飛んでいくではありませんか・・・
うぉおおぉぉおぉぉーーーーー
なんとGK川口選手がヘディングシュート!
ボールは一直線に日本平のゴール目掛けて飛んでいきます。
しかしここは日本平。最後の守護神であるゴールポストがこれを弾き返してなんとか試合終了。
日本平でのマリノスの優勝を意地で阻止したエスパルスでした。
youtubeで探すと映像が見られます。
近年でこそコーナーキックからGKのヘディングシュートが決まることも増えてきましたが、
その度にこのシーンを思い出します。
J開幕早々にもこんなドラマが起こりそうだったんですね。
このところ良いところがないエスパルス
でも、最多記録を更新する数のサポーターたちが集いました。
まだまだエスパルスはやれる!!
国立に集まったみんなも、国立にはこれなかったみんなもありがとう!!
優勝のかかった1戦のような、ピリピリしたサッカーの内容に興奮したわけではないけれど、
そんな風に想える最高の気分でした。
これからもまた共に闘っていきましょう!!